題名は「ルパン三世 東方見聞録~アナザーページ~」で
放送は、2012年11月2日(金)21:00よりオンエアーです。
前回2011年12月に放映された
「ルパン三世 血の刻印~永遠のmermaid~」
以来11カ月ぶりのTV放映です。
ストーリーはというと、今まで知られていなかった
「東方見聞録」の幻の1ページである
「アナザーページ」が、ひょんなことから、発見されたことから始まります。
その「アナザーページ」の発見者である
テオ・アルジェント教授が何者かに殺害され、
そして、アナザーページが奪われてしまいます。
殺害容疑者として浮上したのがルパン三世です。
ルパンは銭形警部率いる警察に追われながら、
アナザーページの行方と、その謎をだんだん紐解いていきます。。
やがて、
ルパンはテオ・アルジェント教授の孫娘リサに出会い、
ここから、ルパンと一緒に行動していきます。
アナザーページには、
一体何が書き記されていたかが、物語の鍵を握ります。
舞台は
ヴェネチアから始まり世界中をいつものように
めまぐるしく駆け巡ることになります。
前回の2011年版は、
『Lupin the Third~峰不二子という女~』で
内容が年齢層を上に設定していたので深夜放送でしたが
今回の
「ルパン三世 東方見聞録~アナザーページ~」は
家族で団欒を楽しみながら見れる内容との事なんです。
今回のテレビスペシャルとしては23作目、
新キャストを迎えて2作目になります。
ルパン三世 栗田貫一
次元大介 小林清志
石川五ェ門 浪川大輔
峰不二子 沢城みゆき
銭形警部 山寺宏一
でこのメンバーでの2作目となります。
キャストのコメント
○ 栗田貫一
「しばらくダークなルパン三世シリーズを
深夜にやっていましたが、軽妙なルパンが復活しました。
銭形も次元も五ェ門も不二子も、その人らしい
活躍やチームワークが今回の作品にはあります。
(新キャストチームになって2年目ですが)
もう新キャストという感覚がすでにないですね。
変な緊張感もいらず、空気感はすでに一家という感じです。
久々に、深海から海面にジャンプするぐらいイキのいい、
はじけて楽しいルパン三世をお届け出来ると思います。」
○ 小林清志
「深夜のシリーズはハードボイルドな話でしたが、
今回のスペシャルは日常的な会話や、
ところどころに笑いがこぼれるような、人間臭い話になりました。
今回は家族でリラックスしてみてもらえるような
ルパンになったと思います。期待してもらっていい。
傑作じゃないかな。間違いなし!」
○ 浪川大輔
「去年は何が何だか分からないまま
必死にやるしかありませんでした。
OAが終わったらあんまり知らない友だちから
いっぱい連絡が来て(笑)
ルパンの偉大さを再確認しました。
反省点ややらなきゃいけないことも
いっぱい見えてきたつもりです。
それを少なく出来るように精進あるのみです。
でも楽しくやらせてもらっています。
今回の作品は、シナリオの軸がひとつではない
昔のルパンと今風のドラマの作り方がうまく融合した、
スピード感のある作品になっています。
見応えのある作品だと思います。」
○ 沢城みゆき
「昨年のスペシャルの放送時は、
あんなに2時間微動だにせずテレビの前に座っていたのは
初めてだったんじゃないでしょうか。
その反省は「峰不二子という女」でつぶしていったというか、
一つ一つ自分のものにしていく時間をもらいました。
今回久しぶりに逐一台詞のところに
ハートマークがついている不二子をやらせてもらって、
2回目でありながらすでに懐かしい感じです。
ゲストキャラの女の子たちも、現代的な物の言い方をするので、
若い世代の人たちにも馴染んでもらえると思います。
いつもどおり敵なのかな?という人と登場しますが、
不二子らしいフットワークの良さを楽しんでいただきたいです。」
○ 山寺宏一
「前回のスペシャルは自分がどうだったのか、
良かったのか悪かったのか全然分からなかったです。
次回はちゃんと出来るようにやろうと思って
今回来たのですが、結局またおんなじ感じで(笑)
自分のことは相変わらずわからないままやっています。でもとても楽しい。
今回の作品は、ルパンを追いかける銭形が、
ルパンが捕まってしまったことでちょっとショックだったり、
逆にルパンが逃げたことでちょっと嬉しそうだったり、
とルパン愛がとても強く描かれていますね。
エンターテインメント性の強いルパンに戻ってきて、
納谷さんのおやりになっていた幅のある銭形というのは
どうやって演ったらいいのか、悩み格闘しながらやっています。」
[スタッフ]
原作: モンキー・パンチ
監督: 亀垣 一
脚本: 日高勝郎
キャラデザイン: 須藤昌朋
音楽: 大野雄二
の黄金スタッフです。